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ママチャリいじり 備忘録 その3 [自転車]

ママチャリいじりの備忘録が思いのほか長くなりそうなので、もったいぶらないで完成した全体図を紹介しちゃいます。じゃじゃん。

なんかキモイよね。特にシートポストが。
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700cのロードホイールが見事ママチャリフレームに収まっています。

まずはフロントから。ホイールはシマノ WH-R550。
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ママチャリの36本もスポークがあるホイールから、ロードバイクの16本スポーク(ラジアル組み)は見るからに速そうな雰囲気がでてきました。


フロントフォークのエンド幅がロードが100mmに対して、ママチャリが94mmです。

たった6mmです。なんかイケそうな気がしますね。

そうです。6mm拡げてしまいましょう!
フォークを横に寝かせて、片側を足で踏んで押えます。もう片方を両手で掴んで、持ち上げるようにして拡げます。軽い力で拡がります。コツは左右バランスよく拡張するために、ひっくり返して反対側を同じよう持ち上げ拡げます。センターが上手く出なかった場合は、フォークを踏みつけてエンド幅を縮めて、左右バランスよくなるまで繰り返します。アルミフォークでは出来ない、スチールフォークだからできる荒業です。長い文章ですが、ものの2~3分でできる簡単な作業です。


まだこの状態では、ホイールはハマりません。ロードのハブ軸はクイックタイプで、軸の太さがロードが8mmに対して、ママチャリが7mmです。

たった1mmです。なんかイケそうな気がしますね。

そうです。1mm削って拡げてしまいましょう!
金属の棒ヤスリの登場です。ガリガリ、ガリガリ。先ほどと違って短い文章ですが、地味に時間がかかります。削り過ぎると元には戻せないので、少し削ってはホイールをハメ、また少し削ってはハメての繰り返しなので、15分以上かかったと思います。

これでやっと700cのホイールがフロントにハマりました。今まではナット止めでガッチリ固定されていましたが、改造後はクイックの締め付けのみ。しかも昔のロードレーサーみたいに、フォークのエンドに脱落防止の爪はありません。かなり危険なので、自己責任で魔改造を楽しんで下さい。


ホイールがフロントフォークに取り付けられたので、今度はキャリパーブレーキを取り付けましょう。

取り付け後の写真。
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ママチャリのペラペラな板のキャリパーブレーキは、長いボルトがフロントフォークの後ろ側まで貫通しており、飛び出た部分にナットを取り付け、キャリパーブレーキ本体を固定しています。

対して、ロード用キャリパーブレーキのナットは埋没タイプのナットです。
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段付きのナットになっていて、径の細い方が埋没します。段差部分が引っかかり固定されます。

ではフロントフォークのブレーキ取り付け穴を、ナットの細い方の外径8mmまで拡張してあげましょう。
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削るのはナット側だけで大丈夫です。ガリガリ、ガリガリ。
今回使用したのはシマノのBR-R451です。5700系105のキャリパーではリーチが短く、ホイールのブレーキ面まで届きません。なので、若干リーチが長いBR-R451を使用しました。安いし。


久しぶりのブログ更新。一か月以上も間が空いてしまった。
ママチャリいじり 備忘録 その4へ続いていきますよ。
次回はリアホイール・リアディレイラー編です。よろしく!
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