新型アドレス110 CE47A ウインカーリレー交換 [バイク]
新型アドレス110の数少ない不満点は、メーターのウインカーランプが見づらい、ウインカーをつけた時のカチカチ音が小さいことです。
メーター内のウインカーランプは下の方にあるので、今ウインカーが出ているかどうか、運転中視界にまったく入って来ないので見づらいです。ばくだんいわの身長はそこそこあるほうなので座高は高く、ヘルメットはフルフェイスをかぶっていることも要因の一つです。
だ・け・ど。
せめて、メーターの左右のエンジン警告灯とハイビームランプ部分が、左右のウインカーランプになっていれば、とっても見やすくなる思います。スズキさん、マイナーチェンジの際は是非検討してください。
ウインカーのカチカチ音が大きければメーターが見えなくても、ウインカーを消し忘れていないかどうか確認できます。なのに、標準状態だとカチカチ音の音量が非常に小さい。
というわけで、カチカチ音を鳴らしているリレー本体を、音の大きいものに交換しちゃいましょう。ググってみても、新型アドレス110 CE47Aで実際に交換しているブログは見かけません。ならば、私が写真を使って交換の手順をご紹介いたしましょう。
用意するものは、
・キタコ LEDフラッシャーリレー アドレスV125用(755-2409900)。
・エーモン1122 カプラー2極(ロック式) 又は エーモン1155 平型端子セット。
・適当な長さの配線コード少々。
・ビニールテープ。
工具は、
・プラスドライバー。
・14ミリスパナ。
・電工ペンチ。
キタコ LEDフラッシャーリレー 。
2ピンタイプのリレーです。ピンの数さえ合えば、アドレスV125以外の車種にも使用できます。新型アドレス110 CE47Aでは同じ2ピンですが、コネクターが合わないので自作します。自作といってもなんら難しいことはありません。平型端子をペンチでかしめるだけです。
リレーの場所はメーターのカウル内です。ただし、作業性アップのために、フロントカバーを外しましょう。急がば回れ。
フロントカバーを外しましょう。
内側のネジ左右で2本。
ネジを外したら、カバーを手前に水平に引っ張ります。コツはありません。単なる力業です。こじらないで下さい、水平に引っ張るだけで外せます。
フロントカバーを外したら、ミラーを外しましょう。
14ミリスパナの出番です。今日の出番はこれしかありません。
ヘッドライトのカウルを外しましょう。
ライト下のボルト一本と、グレーのカウル側のネジ4本です。ライトの顎先のボルトは光軸調整用なのでいじりません。喉元のボルトが固定用のものです。
バルブのコネクターを外して、ヘッドライトカウルをフリーにしましょう。
左ブレーキレバーをくぐらせて下さい。
これでヘッドライトカウルが抜けます。ここまで分解できれば、ヘッドライトバルブを交換できます。私のアドレスは、過去に純正からフィリップス製に交換済みです。感想などは過去の記事をご覧ください。
ヘッドライトカウルが外せたら、純正リレーを探しましょう。見つからないときは、この状態でウインカーを点滅させて下さい。小さいながらもカチカチ音が聞こえてきます。聞こえる音の先がウインカーリレーです。
純正リレーはここだ。
写真では分かりにくいでしょうが、白いコネクターが見えます。
作業しづらいので、メーター側のカウルもずらしましょう。
内側左右のネジ2本。外側のネジ1本。
ネジを外せば隙間ができて、純正のウインカーリレーが取りやすくなったでしょう。私が苦労したのはリレーを固定しているゴムを外すところでした。同じところにキタコのリレーを固定できるので、狭いけれど頑張って外して下さい。
純正とキタコの比較。2ピン同士でも若干異なりますね。
変換コネクター作成。
エーモンの2極カプラーを使用しましたが、平型端子だけでもいいでしょう。カウル内は狭くて作業しづらいので、配線コードは余裕を持たせて作りました。
取り付けるとこんな感じ。
スピーカーっぽい面をシート側へ向けて固定します。そうじゃないと、コネクター部分が干渉してグレーのメーターカウルが取り付けできません。キタコリレーのゴムバンドはずらして動かせるので、干渉しないように試行錯誤してください。うまくいくと写真のように取り付けできます。
車体側の白いコネクターに、自作変換コネクターの平型端子オスを差し込みますが、抜け防止と絶縁を兼ねてビニールテープなどを巻いておきましょう。動作確認は忘れずに行いましょう。確認が取れた時には、キタコのカチカチ音の音量に感動すると思います。あとは、外したネジやパーツを組み付ければ終了です。何度もカウルをバラすのは面倒なので、必ず動作確認をしてから、カウルを取り付けましょう。
以上がウインカーリレーの交換手順でした。
ついでにご紹介。
キタコ サイドスタンドスイッチキャンセラー(タイプC) (676-9000920)。
取り付ける車体側のカプラーは、フロントタイヤ後ろのホーンの脇にあります。
緑色のカプラーを抜いて、キタコの物に付け替えましょう。
カウルを外す必要はありません。ホーンの脇の隙間に手を入れるだけです。文章では簡単ですが、狭くて作業性が悪く、指先がプルプルしました。ホーンを外せば楽に出来そうでしたが、私のアドレスではホーンの取り付けボルトが固くて、外すのを断念しました。
そして、上手く緑のカプラーが外せたなと思った瞬間、下側のカプラーはアンダーカウルへ吸い込まれていき、回収不能となりました(その後1700㎞以上走行していますが特に問題無し)。上側のカプラーにキタコのキャンセラーを差し込めは作業終了です。地味に30分もかかってしまいました。私が行ってきたアドレスカスタムの中で、一番苦労した作業かもしれません。手が大きな方は、友人に手の小さな人がいたらお願いするとよいでしょう。
はがないボッチの私には関係のない話ですが・・・ エア友達の「ともちゃん」に相談してみます。
ポジション灯もLEDに交換済み。
これも交換にはカウルを外す必要はありません。下から手を入れれば、簡単にアクセスできます。サムスンチップの良さそうなものをAmazonでポチリました。もとは黒色でしたが、すぐに茶色く脱色しちゃいました。明るさは文句なし。ヘッドライトと色味が違ってしまいましたが、明るくなったのでこれでヨシ。
カスタムって楽しいですね。このブログが皆様の参考になれば幸いです。
メーター内のウインカーランプは下の方にあるので、今ウインカーが出ているかどうか、運転中視界にまったく入って来ないので見づらいです。ばくだんいわの身長はそこそこあるほうなので座高は高く、ヘルメットはフルフェイスをかぶっていることも要因の一つです。
だ・け・ど。
せめて、メーターの左右のエンジン警告灯とハイビームランプ部分が、左右のウインカーランプになっていれば、とっても見やすくなる思います。スズキさん、マイナーチェンジの際は是非検討してください。
ウインカーのカチカチ音が大きければメーターが見えなくても、ウインカーを消し忘れていないかどうか確認できます。なのに、標準状態だとカチカチ音の音量が非常に小さい。
というわけで、カチカチ音を鳴らしているリレー本体を、音の大きいものに交換しちゃいましょう。ググってみても、新型アドレス110 CE47Aで実際に交換しているブログは見かけません。ならば、私が写真を使って交換の手順をご紹介いたしましょう。
用意するものは、
・キタコ LEDフラッシャーリレー アドレスV125用(755-2409900)。
・エーモン1122 カプラー2極(ロック式) 又は エーモン1155 平型端子セット。
・適当な長さの配線コード少々。
・ビニールテープ。
工具は、
・プラスドライバー。
・14ミリスパナ。
・電工ペンチ。
キタコ LEDフラッシャーリレー 。
2ピンタイプのリレーです。ピンの数さえ合えば、アドレスV125以外の車種にも使用できます。新型アドレス110 CE47Aでは同じ2ピンですが、コネクターが合わないので自作します。自作といってもなんら難しいことはありません。平型端子をペンチでかしめるだけです。
リレーの場所はメーターのカウル内です。ただし、作業性アップのために、フロントカバーを外しましょう。急がば回れ。
フロントカバーを外しましょう。
内側のネジ左右で2本。
ネジを外したら、カバーを手前に水平に引っ張ります。コツはありません。単なる力業です。こじらないで下さい、水平に引っ張るだけで外せます。
フロントカバーを外したら、ミラーを外しましょう。
14ミリスパナの出番です。今日の出番はこれしかありません。
ヘッドライトのカウルを外しましょう。
ライト下のボルト一本と、グレーのカウル側のネジ4本です。ライトの顎先のボルトは光軸調整用なのでいじりません。喉元のボルトが固定用のものです。
バルブのコネクターを外して、ヘッドライトカウルをフリーにしましょう。
左ブレーキレバーをくぐらせて下さい。
これでヘッドライトカウルが抜けます。ここまで分解できれば、ヘッドライトバルブを交換できます。私のアドレスは、過去に純正からフィリップス製に交換済みです。感想などは過去の記事をご覧ください。
ヘッドライトカウルが外せたら、純正リレーを探しましょう。見つからないときは、この状態でウインカーを点滅させて下さい。小さいながらもカチカチ音が聞こえてきます。聞こえる音の先がウインカーリレーです。
純正リレーはここだ。
写真では分かりにくいでしょうが、白いコネクターが見えます。
作業しづらいので、メーター側のカウルもずらしましょう。
内側左右のネジ2本。外側のネジ1本。
ネジを外せば隙間ができて、純正のウインカーリレーが取りやすくなったでしょう。私が苦労したのはリレーを固定しているゴムを外すところでした。同じところにキタコのリレーを固定できるので、狭いけれど頑張って外して下さい。
純正とキタコの比較。2ピン同士でも若干異なりますね。
変換コネクター作成。
エーモンの2極カプラーを使用しましたが、平型端子だけでもいいでしょう。カウル内は狭くて作業しづらいので、配線コードは余裕を持たせて作りました。
取り付けるとこんな感じ。
スピーカーっぽい面をシート側へ向けて固定します。そうじゃないと、コネクター部分が干渉してグレーのメーターカウルが取り付けできません。キタコリレーのゴムバンドはずらして動かせるので、干渉しないように試行錯誤してください。うまくいくと写真のように取り付けできます。
車体側の白いコネクターに、自作変換コネクターの平型端子オスを差し込みますが、抜け防止と絶縁を兼ねてビニールテープなどを巻いておきましょう。動作確認は忘れずに行いましょう。確認が取れた時には、キタコのカチカチ音の音量に感動すると思います。あとは、外したネジやパーツを組み付ければ終了です。何度もカウルをバラすのは面倒なので、必ず動作確認をしてから、カウルを取り付けましょう。
以上がウインカーリレーの交換手順でした。
ついでにご紹介。
キタコ サイドスタンドスイッチキャンセラー(タイプC) (676-9000920)。
取り付ける車体側のカプラーは、フロントタイヤ後ろのホーンの脇にあります。
緑色のカプラーを抜いて、キタコの物に付け替えましょう。
カウルを外す必要はありません。ホーンの脇の隙間に手を入れるだけです。文章では簡単ですが、狭くて作業性が悪く、指先がプルプルしました。ホーンを外せば楽に出来そうでしたが、私のアドレスではホーンの取り付けボルトが固くて、外すのを断念しました。
そして、上手く緑のカプラーが外せたなと思った瞬間、下側のカプラーはアンダーカウルへ吸い込まれていき、回収不能となりました(その後1700㎞以上走行していますが特に問題無し)。上側のカプラーにキタコのキャンセラーを差し込めは作業終了です。地味に30分もかかってしまいました。私が行ってきたアドレスカスタムの中で、一番苦労した作業かもしれません。手が大きな方は、友人に手の小さな人がいたらお願いするとよいでしょう。
はがないボッチの私には関係のない話ですが・・・ エア友達の「ともちゃん」に相談してみます。
ポジション灯もLEDに交換済み。
これも交換にはカウルを外す必要はありません。下から手を入れれば、簡単にアクセスできます。サムスンチップの良さそうなものをAmazonでポチリました。もとは黒色でしたが、すぐに茶色く脱色しちゃいました。明るさは文句なし。ヘッドライトと色味が違ってしまいましたが、明るくなったのでこれでヨシ。
カスタムって楽しいですね。このブログが皆様の参考になれば幸いです。
4月26日にアドレス110買いました。ばくだんいわさんの記事を参考に
色々手を加えていきたいです。
滋賀県に住んでおり、ほんの数か月前までロードバイク「自転車)を、
買うつもりがアドレス110になってしまいました。
ばくだんいわさんの隼、ピナレロ、羨ましいです。
by HIRO (2017-06-12 14:25)
ひっそりと綴っているブログですが、参考になっていれば嬉しいです。
by ばくだんいわ (2017-06-15 21:38)
この記事!!まってました!!って感じで参考にさせて頂きます!!
私もウィンカーの消し忘れで困ってました!
いつも乗る大型バイクでは消し忘れなど
ないのですが、アドレス110は消し忘れが多く
困ってました!!
早速、注文してやってみます!!
by トンガ (2017-09-10 18:45)
コメントを貰えると嬉しいです。
上手く取り付けできたでしょうか。
by ばくだんいわ (2017-10-05 11:02)
アドレス110でカチカチ音が聞こえなくて困っていましたが、今日取り付け完了しました ネットで探しても無かったので大変助かりました ありがとうございました
by hisui (2019-11-13 15:36)